
Webのポートフォリオを作る前にしてほしいこと!考え方や作る手順を経験談をもとに教えます!
この記事でわかることはなに?
この記事では、Webのポートフォリオを作る上での注意点や作る流れなど、僕の経験からの見解をまとめた物です。
この記事を読めば完璧!という内容ではなく、ポートフォリオって何のために作るの?といった本質の部分を考察しました。
どんなポートフォリオを作ればいいかわからないといった方向けに、ヒントとなるようなものを伝えれたら嬉しいです。
【記事内容】
・ ポートフォリオってなに?
・ ポートフォリオってどんなもの
・ ポートフォリオの考え方
・ ポートフォリオの作り方
・ ポートフォリオ作成後の行動
ポートフォリオってなに?
ポートフォリオとはもともとは「作品集」という意味合いで使われる言葉です。
Web業界の場合は、自分で作ったWebサイトがポートフォリオになります。
ポートフォリオを作る理由としては、ご自身のスキルや魅力を見える形にして、誰にでも分かりやすく伝えるために制作します。
言葉で説明するより「こんなのが作れます!」「こんなデザインが得意です!」といったように実際に見ないとわからない部分が多いからです。
ただし、ご自身のスキルをただアピールする為だけに制作してしまうと、期待通りの結果にはつながらない事があります。
他にも大切しなければいけない事や考えるべき事がいくつかあるので、後ほど詳しくご説明いたします。
ポートフォリオってどんなもの
ポートフォリオを作りましょうと言われても、どんなのをどうやって作ればいいかわからないという場合もあるかと思います。
これからWebサイトを作る仕事をするわけなので、ポートフォリオは「自分にWebサイトの制作依頼が来た」という想定で制作してほしいと思っています。
なので、ポートフォリオを作る際にまず最初に考える事は、ポートフォリオの種類を明確にすることです。
【ポートフォリオの種類】
- 架空のホームページ
- 事業サイト
- サービスサイト
- 架空のホームページ
カフェや旅館やドーナツ屋など、実際には存在しない店舗の架空のホームページを制作します。
主に、Webデザイナーとして活躍したい方にお勧めの方法です。
架空のホームページですが、架空の店舗についてしっかりとした設定を考える必要があります。
【店舗の設定】
・ 店舗の名前
・ 店舗がある場所
・ 店舗の営業時間
・ 店舗の内装や雰囲気
・ 店舗のコンセプト
・ 商品やサービス内容
・ 普段はどんなお客さんが来るのか
・ ホームページを欲しい理由
こういった事を細かい所まで想像して設定してみてください。
実際のお仕事でも、これらの情報はとても大切な部分になります。
特に最後の「ホームページを欲しい理由」については、新しいお客さんに来てほしいなどの「目的」をはっきりさせてください。
そして一番大事なのが、実際に喜んでくれるようなサイトをイメージして、それに向けて制作していくと良いポートフォリオになると思います。
- 事業サイト
実際に制作依頼を受注できるサイトを制作します。
主にフリーランスとして活躍したい方にお勧めの方法です。
事業サイトから制作依頼の問い合わせやサービス内容、料金設定などといった実際の事業に必要な事を明確にしてサイトを作ります。
【事業サイトの内容】
・ 事業の名前
・ 事業のサービス内容
・ サービスの料金
・ 制作方法や期間、制作の進め方
こういった事をまずは決めてから、制作していくと良いでしょう。
事業サイトがそのままポートフォリオになるので、一番ビジネスに直結する方法です。
- サービスサイト
誰かに役立つ情報やサービスを提供する為にサイトを制作します。
主に、フリーランスや転職を希望する方にお勧めの方法です。
専門的な知識を誰にでもわかりやすく伝える学習サイトであったり、何か不便な事を解決してあげるWebアプリなど、幅広い分野で完全オリジナリティのあるサイトを制作することが出来ます。
最終的には公開して運用をすることになるので、制作に関する知識だけでなく運用に関する知識も学ぶ事ができるので、一石二鳥のような方法です。
僕の場合は、専門的な知識を教える学習サイトを作りたかったので、Webデザインを学習しながら「Webデザインの教科書」を制作しました。
ポートフォリオの考え方
ポートフォリオを制作する上で、間違った考え方やこうした方がいいと思う事をご紹介していこうと思います。
先ほど、ポートフォリオは「自分にWebサイトの制作依頼が来た」という想定で制作するという事をお伝えしました。
この部分をさらに深掘りして、もう少し具体的な例と含めて解説していこうと思います。
ここからは僕の主観が入るので、こういった捉え方もあるという事を知ってもらえれば嬉しいです。