【Tik Tok 攻略ガイド】約40日でフォロワー2.3万人を獲得!Tik Tokのアルゴリズムから読み解き、バズりやすい動画を作るコツを全て教えます!
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※このコンテンツは15000文字以上あります。
はじめまして!
Tik Tokで「にくにくキッチン」という肉料理専門チャンネルを運営しているライオン(仮)です。
Tik Tokでは、アカウント開設40日・動画投稿数は22個という数で、フォロワー数2.3万人を達成しました。
この記事では、
1:Tik Tokのフォロワーを増やしたい人2:Tik Tokでバズりやすい動画を学びたい人3:Tik Tok→YouTubeへの誘導ではどれだけ流せるのかを具体的に知りたい人。4:検索では決して出てこない、Tik Tokアルゴリズムの独自の考察を知りたい人。
に向けて、参考になる記事構成で作成しています。
蛇足ですが、私の本業はマーケターで、これだけTik Tokのアルゴリズムを分析し、戦略的にTik Tokのフォロワーを増やした方法を具体的な数字を交えて、説明できる人はいないかと思います。
この記事を読めば、Tik Tokアカウントの本質的な育て方を学ぶことができる+遠回りすることなくフォロワーを増やせると思うので、ぜひ参考にしてください。
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目次
【本章】
時価総額8兆円という運営会社から考察する、Tik Tokの可能性
Tik Tokのアルゴリズムから考える、フォロワー増やし方
投稿開始からの“〇〇分”で、どう反応を得るかが鍵
Tik Tokでバズりやすい動画講座
Tik Tokでバズりやすい動画を作るコツ①
Tik Tokでバズりやすい動画を作るコツ②
Tik Tokでバズりやすい動画を作るコツ③
Tik Tokで人気アカウントになれるかの判断基準
Tik Tok→YouTubeへ実際に誘導した遷移率(%)と見解
【検証結果編】
「YouTube」という文字列を動画内に入れたらどうなるか?
相互フォローは効果的なのか?
本当に縦向き動画の方がバズりやすいのか?
毎日何投稿までしていいのか?
コメント返答は効果的なのか?
いいね返しは効果的なのか?
【結論】
購入者だけが見れます。笑
時価総額8兆円という運営会社から考察する、Tik Tokの可能性
まず、私がTik Tokを始めたのは「YouTubeへの集客経路」の1つとして始めました。
それまではガキのアプリだと思っていて(こら)、「何がおもしろいのやら・・」と毛嫌いしていたのですが、実際に調べて見ると驚きました。
将来的にかなりの伸び代があり、可能性のあるSNSだと感じたのです。
Tik Tokはまだまだ日本単位で見れば、若者が踊ったりするだけのイメージが強いSNSですが、世界的に見ると現在150以上の国と地域、75ヶ国語以上で事業展開されている人気のSNSです。
2018年9月には全米のApp Storeで最もダウンロードされた無料アプリとなっているとのこと。
世界中の月あたりのアクティブユーザーは約5億人と、2016年9月にリリースされてからの3年半で凄まじい勢いでユーザーを伸ばし続けています。
1:テキスト・画像から、動画に情報が移り変わっている現代
2:画面をスワイプするだけで趣向に合った動画を表示
→視聴者が頭を使わずとも、100%受動的に楽しめる設計(レコメンド検索)
3:運営会社の実力がズバ抜けている
など、時代にも沿っていて成功する要素を十二分に兼ね備えています。
「テキスト・画像<動画」の優位性は、この記事を読んでいる人には説明不要だと思うので、説明は省略します。
「運営会社の実力がズバ抜けている」という点だけ、Tik Tok攻略に必要な知識だと思うので、簡単に説明させてもらいますと、Tik Tokは中国のメディア企業であるバイトダンス(ByteDance)が運営しています。
私も勉強不足で知らなかったのですが、このバイトダンス(ByteDance)が超絶やり手の会社でして…
詳しい事業内容は話が逸れるのでしませんが、2018年に時価総額8兆円を突破し、世界一のユニコーン企業(※)となっています。
※評価額が10億ドル以上の未上場のスタートアップ企業のことです。
ここでお伝えしたいのはウンチクではなく、
「母体となる運営会社の実力がズバ抜けているので、Tik Tokでは小手先のテクニック(裏技)は通用しない」
ということです。
これは、ここからの章を理解する前提として、大事になってくるので覚えておいてください。
Tik Tokのアルゴリズムから考える、フォロワー増やし方
Tik Tokの理念として、
「クリエイターのフォロワー数に限らず、優良なコンテンツを評価し、適切なユーザーに届ける」
という理念のもとで、Tik Tokは設計されています。
・・ここめっちゃ大事です!!
実際にフォロワーを2.3万人まで増やしての実感ですが、YouTubeと違い、動画がバズるかどうかにフォロワーは一切関係ありません。
YouTubeであれば、登録者0人のチャンネルの場合ほぼ誰にも見られませんが、Tik Tokは違います。
フォロワーが0人であろうが、10万人であろうが、良いコンテンツはバズるし、悪いコンテンツはバズりません。
実際に私の動画がバズった時に残してあるデータがあるので、お見せします。
まず、フォロワーがほぼ0人の時に動画が連続でバズった時のデータ。
(k=1000。+3.5kは1日で3500人増えたという表記になります)
上記のようにフォロワーが0の状態からでも、1週間で約1万人近くのフォロワーを獲得しています。
次にフォロワーが1.5万人の時に、毎日動画を投稿していたデータ。
データを見てもらったら分かる通り、バズっていた動画の要素で、同じように動画をアップしていたのですが、なぜかどの動画をバズらない時期がありました。ただ1月下旬に、Tik Tokから厳選クリエイターに選ばれ、チャンネルの評価が良くなったからか、この期間でアップしていた動画がプチバズを起こして、8000人のフォロワーを獲得します。(急に伸び出した辺りがそうです)YouTubeと同じように何をしてもバズらない停滞期間がある…?
以上、2つのデータを見てもらったら、
「クリエイターのフォロワー数に限らず、優良なコンテンツを評価し、適切なユーザーに届ける」
というTik Tokの理念がアルゴリズムに反映されまくっていることが分かります。
「開設したてのアカウントは、もしかしてオススメに表示されやすくなるんじゃないの?」と、疑いたくなるデータでもあるんですが、それもおそらくありません。
動画投稿数が100を超えているようなアカウントでも、1つもバズ動画がなくフォロワーが100人もいないアカウントも多く存在しているので、良くも悪くもフォロワー数は反映されないかと。
逆のパターンを出すとフォロワーが数万人いても、バズっていない動画が連続しているアカウントもあるので、両方探してみると、このTik Tokの理念がよく分かるかと思います。
投稿開始からの“20分”で、どう反応を得るかが大事
※仮説ですが、この章の考察は合ってると思います。
本業がマーケターなので、興味心からTik Tokのアルゴリズムがどうなっているのかを研究しまくりました。
動画を投稿したら、「2〜3分毎にマイページを更新しながら貼りつく」という、なんとも暇人プレイをしていたのですが、そのおかげでアクセスの伸び方に1つの共通点があることに気付きました。
投稿したどの動画を見ていても「最初の20分〜30分間」は、再生数が増え続け、最終的にはフォロワー数が0にも関わらず、「200〜800回の再生回数」をもらえだのです。
逆に言えば、この最初の20〜30分以降は、動画が視聴者に一定以上評価されない場合、再生回数が伸びることはありませんでした。
ここ重要かなと思うので、見解を簡単にまとめると、
(1)Tik Tokでは、更新した全ての動画に「初期アクセス権(※)」を付与される。
(2)初期アクセス権は時間帯にも寄るが、「200〜800回の再生回数」の再生回数を付与されることが多かった。
(3)この「動画投稿から20〜30分間」で動画が視聴者に評価されなければ、基本的にお蔵入り。この初期アクセス権で視聴者から一定以上の評価を受けると、おすすめに載り、バズりやすくなる。
※言葉を言い換えると、「無条件でTik Tokのおすすめに表示される権利」
Tik Tokでバズるための主な流れは上記の通り、というのが私の今の仮説です。
この仮説はおそらく合っていると思います。
なぜなら動画投稿時間を把握し、どれだけ再生回数が伸びるか、この初期アクセス権は何分間もらえるのか、などを数十件と観察して、全て同じだったからです
ちなみにこれも仮説なのですが(まぁアルゴリズムの考察は誰がやっても仮説なんですけどね。笑)、(3)の流れに補足で、この初期アクセス権以降のステージがあり、
初期アクセス権ステージで一定以上の評価を獲得したら、バズステージ①へ。
バズステージ①で一定以上の評価を獲得したら、バズステージ②へ。
バズステージ②で一定以上の評価を獲得したら、バズステージ③へ・・
と、このように段階的にバズが起きている印章を受けました。
その証拠に、仮にバズステージ②で一定以上の評価を獲得できなかった動画は、パタッとアクセスが無くなります(笑)
これは、Tik Tokの理念
「クリエイターのフォロワー数に限らず、優良なコンテンツを評価し、適切なユーザーに届ける」
にも沿っていると思っていて、優良なコンテンツは伸ばし続けて、そこまで優良じゃないコンテンツはそこまで伸ばさないよ、ということなんだと思います。
たまーに例外で再評価されて、プチバズを起こしたりもしますが、一度再生されなくなった動画は基本的に伸びません。墓場行きです。
つまり、この章でお伝えしたいことをまとめると、
「投稿開始からの20分で、どう反応を得るか」
に着目してTik Tokを攻略する。ということです。
この攻略ポイントで大きく関係してくるのは、“投稿時間”だと思います。
この初期アクセス権に気づいてから、
(1)朝8時(2)昼12時(3)夜19時(4)深夜23時
上記4パターンに分けて、各時間帯に2〜3個の動画をアップしてみたのですが、
私のアカウントで反応が良かったのは、「(3)夜19時」でした。
私は料理系で攻めているので、ちょうど帰宅してお腹の空いたタイミングで見る料理に反応し、「いいね」などのアクションが起きやすくなった(感情が動きやすい時間帯)のかなと思っています。
私だったら朝8時の眠たい時間帯に、唐揚げの動画を見ても心が動かないので(笑)
これを裏付けるデータとして、時間帯毎のアクティブユーザーを見れるので、これもシェアしておきます。
適切な投稿時間を知りたい人は多いと思うので、このデータは貴重なのかなと思います。
Tik Tokでバズりやすい動画講座
Tik Tokでバズりやすくなったと実感したものをシェアしていきます!
Tik Tokでバズりやすい動画を作るコツ①
これまでに説明したTik Tokの理念(「クリエイターのフォロワー数に限らず、優良なコンテンツを評価し、適切なユーザーに届ける」)と、初期アクセス権の概念を共有できたところで、バズりやすい動画を作るコツを説明していきますね。
バズりやすい動画を作るためには、
「開始2秒で興味を惹ける構成にすること」
この動画の構成にするのがめちゃくちゃ大事です。
※Tik Tok内のトレンドに乗っかるのも、テクニック論として大事です。
「YouTubeではサムネが重要」というのは、もうみなさん知ってる事だと思うのですが、「Tik Tokでは開始2秒」がYouTubeで言うところのサムネになります。
たまにTik Tokでも冒頭で挨拶をしている人もいますが、あれはヤメましょう。
秒でスワイプされて、お蔵入りになりますので(笑)
伸びている動画投稿主は、開始2秒前後で必ず興味を惹きつける言葉(視覚的な情報)を入れています。
例えばメンタリスト系やビジネス系であれば、
・【自殺】命を絶ちたい君へ
・登録者1万人YouTuberの収益公開!
・今からあなたの心を読んで、あなたが選んだカードを当てます
などの言葉を入れて、ターゲットとなる人の興味を惹きつけます。
必ずしも言葉でなくても、視覚的に惹きつけるのも効果的ですね。
私は料理系の動画をアップしているので、必ず冒頭には、「これは絶対にうまい!」と分かってもらえるカットから始めています。
もっと具体的に言うのであれば、「視聴者が一瞬でうまいと判断できない料理」はそもそも作りません。
開始2秒で興味を惹きつけないといけないので、味が想像できない料理を載せても、反応が悪いのは目に見えているからです。
私が動画を考える工程は、以下の通りです。
(1)肉料理に絞っているので、みんなが一般的に好きな肉料理を洗い出す。
・唐揚げ
・ハンバーグ
・ステーキ
・豚の角煮
・ローストビーフ
・鶏ハム
・etc…
(2)書き出したレシピを、さらにTik Tok内の検索窓などで調べて、バズっている動画があるかどうかを調べる。
(3)複数回バズったことがあるレシピなら、GO。
これはもう動画で勝負していく際のセオリーだと思うのですが、バズっている動画をオマージュするのが鉄板だったりします。
料理系でリサーチを掛けた結果としては、唐揚げとか鉄板ですね。
私の動画でバズっているのは「豚の角煮」「ガーリックステーキライス」「ネギの肉巻き」「唐揚げ」などがあるのですが、実は、全てTik Tok内で何度もバズったことがある料理を自分なりにアレンジしただけです。
逆にバズらないであろう肉料理は、
・蝦夷雷鳥半身のポワレ・ルンダン(世界一旨いと言われている肉料理)・山鳩パイ包み焼き
など、こんな一般の人が聞いたことも味も分からない料理は即スワイプされて、お蔵入りです(笑)
これを書いてる僕でも味の想像が付きません。(ルンダンってなんやねん)
少し料理系に話が寄ってしまったので戻しますが、要は、「多くの人が開始2秒で興味を持てるレベルに合わせましょう」ということです。
ペット系も分かりやすいですよね。
みんな犬や猫を可愛いということを知ってるので、「犬や猫がこれから何かをしそうだ…」という冒頭にしておけば、一定以上の人は興味を惹いて見てくれるでしょう。
男なんか、美人ってだけで見ます。
さらに最近は配信者もあざといので、胸を出して踊ってたりしたら、もうあそこには魔力が宿っているので、男はスワイプするという無粋なことは、彼女(奥さん)の前でしかしないはず。
女性の場合は、イケメン×筋肉とか…?
ちょっとその市場を調べたことがないので分かりませんが、本能レベルで反応するものを冒頭に設置するのは、とても良い戦略だと思います。
Tik Tokでバズりやすい動画を作るコツ②
「Tik Tokでバズりやすい動画を作るコツ①」でもちょろっと書きましたが、
Tik TokはYouTubeの視聴者層よりもさらに受動的に動画を視聴しています。
YouTubeはブラウザや、関連動画から自分の気になるサムネ(タイトル)をクリックしますが、Tik Tokは基本的にスワイプして、自分の趣向に合った動画が表示されるだけなので、視聴者は次にどんな動画が出てくるのかが分かりません。
このことを踏まえると、Tik Tokでは「情報のレベルを下げてあげる」というのも重要です。
これはどういうことかというと、そもそも「目的を持ってTik Tokを見ている人はほぼいない」ので、頭で考えなければいけないようなコンテンツは合わないということです。
私もあえて、「30〜40秒でムリなく完結できる」ような動画にしています。
難しいレシピや、特別な調味料などを使ってしまうと、視聴者を置いてけぼりにしてしまい、反応を得ることができなくなってしまいます。
例えば、睡眠の専門家が以下のようなA、Bパターンと2種類の動画を作るとしましょう。
A:メラトニンホルモンが睡眠の質を上げます!
このメラトニンホルモンというのは睡眠の質には超重要であり、
このメラトニンを上げるには・・(続)
B:抱き枕を使うことで、科学的によく眠れることが証明されました!
今でも抱き枕を使って寝ている人はいませんか?そんなあなたに朗報です!
抱き枕を使うことで人は安心感を増幅させ、さらに幸せを感じるセロトニンというホルモンも分泌され・・(続)
この2パターンを比べて、どちらのほうがバズりやすいか分かるでしょうか?
同じ内容を話しているとしても、おそらくBのほうがバズる確率は格段に高いと思います。
その理由としては、Aの「メラトニンホルモン」という単語を多くの人は知らないからです。
それに比べて、Bの「抱き枕を使うと、科学的によく眠れる」というのは、頭を使わずとも直感的に理解することができますし、「なんで?」と気になって見る人はこちらの方が多いはずです。
あ、ちなみに抱き枕を使うとよく眠れるかは知りませんよ。適当ですからね(笑)
ここでのまとめとしては、
「Tik Tokの視聴者は、あなたの動画を見たくて見てるわけではない」「だからこそ情報のレベルを下げて、多くの人が頭を使わずとも、分かる構成にする必要がある」
という話でした。
Tik Tokでバズりやすい動画を作るコツ③
これは小手先のテクニックだと思うので、簡潔に書きます。
「開始2秒で興味を惹ける構成にすること」という条件を満たすために、私がやってみたのは「有名YouTuberと同じ音楽を使う」ことをやってみました。
恭一郎さんという登録者100万人を超えるYouTuberの方がいるのですが、この人がエンディングで使っている音楽(もちろん著作権フリー)を使いました。
同じ音楽を使ったところ、どうなったのか?
狙いが当たったのか、コメント欄には一定の確率で、
「恭ちゃんの曲だ!」
「恭一郎のエンディングが耳の中でループしちゃう。。」
以上のようなコメントが多く寄せられました。
つまり、多くの人を自分の動画に多く寄せることに成功したということです。
自分の動画だけで興味を惹けないなら、すでに知名度のある人の音楽を使って興味を惹いちゃおうという作戦ですね。
正直、この音楽作戦だけでバズることはないと思うのですが、バズりやすくする動画の要素としては、一役買ってくれるのではないのかなと。
それに個人的には同じ音楽を使い続けることで、ファンが付いてきたときに「あ!あの人の動画だ!」となってくれやすくなるので、ブランディングする際にも、音楽をちゃんと選定するのは効果的かと思います。
Tik Tokで人気アカウントになれるかを自分で判断する方法
この記事を読んでくれている人の多くはおそらく10代ではなく、「Tik Tokの空気感がいまいち分からない20代後半〜40代前半」の人が、見てくれているのではないか、と仮定しての章です(笑)
私は今26歳なのですが、日常的に使っていた訳でもないので、Tik Tokに参入してすぐの時期は、空気感がよく分かりませんでした。
なんか「ちゅっきー、ちゅきちゅき、ちゅきなんです!」と、何がおもしろいのかさっぱりな音楽に合わせて踊っているのが、バズっている。
「俺はここに参入するのか・・」とちょっと絶望したのは内緒です。
ただ、参入してから数ヶ月が経ち、Tik Tokを穴があくほど見まくった結果、ようやくおもしろさが分かってきたのですが…。
まぁ、この話は置いておきまして。
そんな空気感が分からない中でも、「自分のアカウントは人気なのか?(Tik Tokユーザーから見て需要があるのか)」を調べる1つの基準を見つけることができました。
それは「いいね数÷フォロワー数」の値を調べることです。
Tik Tokで相手をフォローする流れとして、
(1)「あ、この人の動画おもしろい!」と、動画から興味を持ってもらう(2)「普段はどんな投稿しているんだろ」と、プロフィールやタイムラインを見る(3)「この人の動画役立ちそう」「今後も見たい!」→フォローボタン、ポチ
上記の流れになるかと思います。
なので、興味を持ってもらって、プロフィールに飛んできてもらった時に統一感のない動画がタイムラインに並んでいるのであれば、必要とされずにフォローされる確率は低いです。
※この辺りは、どのSNSにおいても共通するようになってきましたね。ごちゃまぜジャンルで勝負するよりも、ある程度絞ったジャンルで勝負するのが100%勝ちやすい時代になってきました。
その場合は、Tik Tokユーザーからの需要は低いということになります。
逆に興味を持ってもらって、プロフィールに飛んできてもらった時に統一感のある動画がタイムラインに並んでいる、かつ、今後も見たいと思ってもらえるのであれば、フォローされる確率は高いです。
つまり、この場合はTik Tokユーザーからの需要は高いということになります。
当然、前者よりも後者のほうが同じように動画がバズったとすると、後者のほうが効率的にファンを獲得できるので、「人気アカウントになりやすい」という1つの判断基準に繋がります。
もっと簡単に言うのであれば、「100人集めた時に10人に好かれる人よりも、20人に好かれる人のほうが、1000人集めた時により人気者になっているよね」という話です。
例として、私のアカウントを見てみましょう。
私のアカウントの合計のいいね数は、「131.0K(130000件)」
フォロワー数は「22.9K(22900人)」
これを計算式に当てはめると、
「130000(いいね数)÷22900(フォロワー数)=5.68」
「5.68」という値が出てきました。
この数値を元に同じジャンルの投稿主を探し、同じように先ほどの計算式に当てはめてみます。
試しに該当する料理系の投稿主を10人ほど探し、計算してみました。
以下の値は、反応率が高い順番(人気者順?)で表示しています。
5.7
6.9
7.1
11.3
11.5
13.6
15.0
18.3
20.1
20.3
上記の値を全て足して10で割ったところ、「13」という数値が出てきました。
つまり、自分のアカウントが「13以下」であれば、ジャンル内での平均人気指数は超えているのでOK。
(上位アカウントが5.7なので、理想は7以下であれば理想的)
逆に「13以上」であれば、アカウントのコンセプト・動画内容を見直す可能性有るかもね、という判断基準になります。
料理系はこの「いいね数÷フォロー数」の値が高く出やすい傾向にあるので、必ずあなたが参入するジャンルの人を調べて、平均値を出してみてください!
ちなみにフォロワー数が10万人を超えてくると、視聴者の属性がどうしても広くなってしまうので、反応率は最初と比べると少しずつ低くなっていきます。
なので、フォロワー数3000人〜30000人までの判断基準として、考えるのがよさそうです。
(3万人辺りを超えても高い反応率を出せているなら、そのまま継続してよさそうなどの判断ができます)
Tik Tok→YouTubeへ実際に誘導してみての見解
さて、気になる人が多いであろう、Tik Tok→YouTubeへ実際に誘導してみての見解になります。
※結論は最後の方が納得しやすいかと思うので、あえて、この章の最後で紹介します。
まずは実際の遷移率をお伝えしますね。
Tik TokのプロフィールにYouTubeのリンクを貼ってからの、1週間の数値が以下になります。
実際の数値を見て、どうでしょうか?
おそらくですけど、世の中のTik Tok関連の教材(本含めて)で、これだけ具体的な数字はほぼいないはずなので、それなりに貴重なデータなのではないかなと思います。
そして、Tik Tok→YouTubeの遷移率は思っていたよりもかなり低めに出ましたね…
Tik Tok動画の視聴回数から、YouTube登録に繋がったのは平均で0.006%ほどでした。
なので、「YouTubeの登録者1人を獲得」するために、「Tik Tokで必要な動画の再生回数は16666回」という計算になります。
(計算が間違っていたらすみません)
ただ、この数値はテスト的に「プロフィールにYouTubeへのリンクを置いただけ」だからこその結果でもあります。
YouTubeには動画を1つしか設置していないですし、Tik Tokから「続きはYouTubeを見てね!」という誘導もしていません。
つまり、この「1/16666」という数値は、Tik Tok→YouTubeに飛ばせる最低ラインだと考えてください。
Tik Tok→YouTubeへ誘導している人で上手い人を見ると、一定の割合で「YouTubeへの誘導動画」を作成しています。
YouTubeへの誘導動画ではYouTubeで続きを見たくなるような構成になっていて、うまくバズらせることが出来れば、結構な数がTik TokからYouTubeに飛ぶようです。
例としては「げんきスイーツ」というYouTuberの方の動画が良い例になるかなと思ったので、勝手に引用させてもらいました。
こちらがTik Tokで、「いいね:363600件」を獲得しているバズ動画です。
→https://vt.tiktok.com/Y8aKUB/
そして、こちらがYouTubeの元(?)動画。
→https://youtu.be/jRweetYDfbw
YouTubeのコメント欄を見てほしいのですが、「Tik Tokから飛んできました〜」というコメントが多数存在するので、かなりの数の誘導ができているんだと思います。
登録者数もここ数ヶ月で爆伸びしているので、Tik Tok→YouTubeの導線はおそらく成功しています。
Tik TokからYouTube動画へ飛んでもらい、YouTubeでの動画が評価されることで、登録者0人・初投稿の動画から再生回数1万超えの事例もあります。
YouTubeプロデューサーとして活動されている方から、あるイベントでお話を聞いたことがあるのですが、
「Tik Tokフォロワーの10%は、理想値としてYouTubeへ誘導できる」
とのことでした。
私の場合ですとフォロワーが23000人いますので、理想値だと2300人のチャンネル登録者を流すことができる話になりますね。
動画1つで現在放置している+ほぼ何の施策もやっていない、YouTubeチャンネルに現在84人の登録者がいるので、考えつく施策をこなしていけば、確かに最高で2300人くらいは流せそうです。
収益化の壁である登録者1000人は、おそらくすぐ突破できます。
…と、これらを踏まえての結論なんですが、
「Tik Tok→YouTubeへの初期の集客は効果的」だと考えています。
何も知名度がない人が、YouTubeだけで動画を上げ続けて1つの壁でもある1000人を突破するよりかは、Tik Tokに1〜2ヶ月集中して取り組んでから、YouTubeに取り組む道をオススメします!
検証編
ここからは検証編になるので、サクッと実験結果を書いていきます!
「YouTube」という文字列を動画内に入れたらどうなるか?
前章で「Tik Tok→YouTubeへの誘導はイケる!」と書いておいてなんですが、
基本的にTik TokからYouTubeへ誘導すると、運営から嫌われます(笑)
当然なんですが、Tik TokとしてはずっとTik Tok内で時間を使ってほしいわけなので、YouTubeへ露骨に誘導するクリエイターはTik Tokから嫌われます。
そして露骨な誘導は、Tik Tokユーザーも嫌います。
YouTubeへ誘導したいあまりに、Tik Tokにあげた動画を気になるところでバツっと切って、「続きはYouTubeで!」という構成にすると、コメント欄にはおもしろいくらい「ふざけんな」等のコメントがあふれるので、見てる側としてはおもしろいです。
続きの動画を見に行くと、一定数は飛んで見に行っているようですけど、基本的に運営とユーザーにマイナスの感情が生まれるものなので、長期的な視点で考えると、あからさまなのは愚策かなぁ・・と感じます。
で、試しに僕もそこまであからさまではないにしろ、動画の説明欄に「フルver.と食べる様子はYouTubeで」と書いてみたのですが、運営のアルゴリズムで弾かれているのか、初期アクセス権が付与されませんでした。
(公開してから1時間経っても、明らかにいつもと伸びが違いました)
すぐに削除して、同じ動画を翌日にアップすると、15万再生とプチバズを起こしていたので、アルゴリズムで弾かれていた可能性は高いですね。
ちなみに以下の唐揚げの動画で実験しました。
https://vt.tiktok.com/YN9DnP/
また他のTik Tokerから話を聞いたのと経験談で、これはほぼ確定だと思うのですが、動画背景などに「YouTubeも見てね」とテキストで表示させていると、動画がまじで伸びなくなります。
興味がある方はテストしてみてください。まじで伸びませんから(笑)
唯一「YouTube」と動画内に表示して上手くいった事例としては、「動画内で自然な流れで登場させること」があります。
Tik Tokだけでもちゃんと完結していて、「もっと詳しくはYouTubeを見てほしいんですが・・」という風に、あくまで補足としてYouTubeへ誘導しているのは、ちゃんとバズっているのをたまに見ます。
ここまで来ると、さすがに詳しいアルゴリズムは分かりませんが、「レコメンド検索(※)」を開発し続けて、時価総額8兆円まで伸ばした会社が運営しているので、この辺りの対策は万全なんだと思います。
※簡単に言うと、ユーザーの趣向に合わせた動画を表示し続けてくれる機能。
相互フォローは効果的なのか?
結論からお伝えすると、「相互フォローは絶対に辞めたほうがいい」です。
経験談なのですが、アカウントが腐って、全ての動画に初期アクセス権の付与がなくなります。もし、この状態になってしまっていたら、新しいアカウントを作成しましょう。
初期アクセス権の付与がなくなるということは、つまり、「おすすめに載る機会が99%消滅する」ということです。
テストとして運営していたチャンネルがあるので、一度、以下の画像内にある再生回数を見てください。
本来であれば、初期アクセス権で、再生回数400〜800回を付与されるはずなのですが、最高でも400回で止まっています。
フォロワーが一応1000人以上いての再生回数+投稿開始から伸びる気配がなかった+投稿開始20〜30分以内の伸びが全てなかったことから、明らかに付与されていませんでした。
実はここに気づけず、数週間ほど足踏みをしていました。
これはおかしいと思い、別アカウントを開設してみたところ、初期アクセス権の存在に気づき、なんと1発目の動画からバズりました。
https://vt.tiktok.com/YNpSQF/
構成は全く変えていないはずなのに・・
理由を自分なりに考えてみたのですが、おそらくどのSNSにも「相互アカウントにはロクなやつがいない」ので、Tik Tok側で最初から弾いてしまっているんだと思います(笑)
Twitterでも自由を語っているようなスパム垢が多いので、最初から選別してしまっているのかな、と。
現在はアップデートで初期アクセス権がもらえるようになっているかもしれませんが、そもそもTik Tokが「フォロワーに関係なく、動画が良ければ伸ばしますよ」と公言しているので、相互フォローのリスクはあっても、メリットは1つもありませんので、辞めておきましょう。
ちなみに私が唯一のフォローしているのは、The rockことドウェイン・ジョンソンです。
ライオンが1人だけフォローしているのが、ムキムキすぎる映画俳優だったらシュールでおもしろいかなと思ったんですが、意外に誰もツッコんでくれません←
そしてこのリアルすぎるライオンのかぶりものも、意外に誰もツッコんでくれません。。
誰かコメント欄でツッコんで・・
本当に縦向き動画の方がバズりやすいのか?
Tik Tokでは、運営会社が縦向き動画を推奨しています。
ただ、現在おすすめに表示される動画を見ると、縦向きと横向き(YouTubeの画角)の動画が混在していて、この推奨に疑問を感じたので、試しに検証してみました。
結果は、、
「ぶっちゃけどちらも変わらない」
というのが現在の答えです(笑)
その根拠の1つとして、僕のバズっている動画(30万再生以上と定義)は、3/4で横向きの動画です。
最近の動画では、縦向き動画と横向き動画を散りばめるようにアップしてみたのですが、縦向きのが伸びやすかったかと言われると、どっちも変わらないかな、という結果になりました。
正確には、Tik Tokのアルゴリズムでは特に選別していないのだと思います。
おそらくTik Tokの運営会社が縦型動画のほうがバズりやすいと言っているのは、
シンプルに情報量の違いからですね。
横型と比べると、縦型の方が、3倍以上の情報量を盛り込めるので、そりゃバズりやすくもなるよねという話な気がしますね。
「縦型でも横型でも、動画内容が良かったら伸びる」というのが今の結論です。
毎日何投稿までしていいのか?
おそらく2〜3投稿までは大丈夫だと思います。
これも気になったので、2つの動画を間髪入れずにアップしたことがあるのですが、2つ目の動画には初期アクセス権は付与されませんでした。
その後6時間ほど間隔を空けて、再アップしたところ、問題なく初期アクセス権をもらえました。
なので、間隔さえ空ければ、1日数本あげてもちゃんと伸びるはずです。
コメント返答は効果的なのか?
他のTik Tokの教材や本を読むと、
「コメント返答をすることで、相手に通知が行き、再度動画に戻ってきてくれる。その結果、動画の滞在率が上がり、バズりやすくなりますよ」
という記述があったので実践してみました。
僕の実践結果では、コメント返答がキッカケで伸びたなという動画は今の所ありませんでした。
ただ、コメント返答することで、コアなファンが増えてくれるので、「YouTubeの登録者数を伸ばす」というのが、Tik Tok運営する上での目的なのであれば、こまめなコメント返答はしておいた方が得策ですね。
YouTubeもファンビジネスなんで、こういうところでのファンは付いてきてくれるものなので、マメな交流は絶対に今後役立つはずなので、実践したほうがいいと思います。
いいね返しは効果的なのか?
Tik Tokには「いいね返し」という文化があるみたいで、
(まぁ、どのSNSにもありますよね。笑)
「動画でバズるためにはいいねが必要だろうから、いいね返しで、いいねを捏造したら動画が伸びるかも…?」
と、これも試しにやってみたのですが、いいね返しでバズった動画はありませんでした(笑)
いいね返しをしている人は、他の人にも大量のいいねをして回っているので、動画をロクに見ずにスワイプするケースが多いはずです。
その結果、視聴維持率などが悪い数字に転び、むしろ総合的に評価が悪くなる気がしたので、すぐに辞めました。
冒頭でも書きましたが、基本的にTik Tokのアルゴリズムは、YouTube同様、天才だと思ったほうがいいですね。
興味心から色々と遊んでみましたが、小細工はムダだなという結論になりました←
これからまた反応次第で追記していきますが、一旦は以上になります!
最後にこれまでの話をまとめた結論を書いて終わりますね。
この記事の結論
結論は以下のようになりました。
Tik Tokの理念を理解し、良い動画を作るのが一番の近道
ここまで色々書いておいて、元も子もないのですが、結局はTik Tokユーザーが「楽しい」「勉強になった」「また見たい」と思ってくれるような、良い動画を作っていくのが一番の近道だと思います。
小手先テクニックの検証結果を、これだけ体験談込みで書けている私だからこそ、少しは説得力があるのではないでしょうか(笑)
ただTik Tokで良い動画を作っていく上でのコツとして、
①開始2秒で興味を惹ける構成にすること②情報レベルを下げた動画にすること③有名YouTuberと同じ音楽を使ってみる
などのコツを紹介しました。
あとはTik Tokの理念として、「フォロワー数に関係なく、良い動画を上げてくれたら伸ばしますよ」と公言していますし、実際に私もフォロワー数0の状態で動画がバズったので、変なことは考えずにクオリティの高い動画作りに専念するのがいいかと思います!
他には、Tik Tok→YouTubeへの誘導についての考察も書かせていただきました。
結論としては使える集客経路だと思うので、YouTuberドリームを目指している人は、今回の記事を参考にTik Tokを伸ばしてもらえたら嬉しいです!
今回の記事は、ひとまずここで終わります。
私の数ヶ月の集大成を詰め込んだ(※)つもりですので、
少しでも役に立ったのであれば、レビューいただけると大変喜びます^^
※現在、思いつくものは全て詰め込みましたが、編集しているともっと沢山書くべきことが見つかりました。お試し価格で3000円ほど値引きしているので、ご勘弁を…。追記後に正規料金になった際は追加料金0円で見れるはずですので、また見てもらえたら嬉しいです!
近日中にまた追記していく予定ですので、しばらくお待ちください!
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もし今回の私のTik Tokに関する記事を読んで、何か仕事のご相談があれば、下記のメールアドレスまで連絡をお願いします
→2929kitchen@gmail.com
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